舌の縫合
動物の舌なんて切れることがあるのだろうか?切れるケースなんてあるのだろうか?と一瞬考えてしまいます。しかし、色々なアクシデントで切れるしまう事があるようです。教科書などでもあまり取り上げていないように感じます。今回はたまたま、舌が切れてしまった症例がいましたのレポートします。
まあ、理由はさておき、次の写真が麻酔時の写真です。舌がかろうじて繋がっているのは、横断面の凡そ1/8位でしょうか?口の周囲は血液が付着していましたが、麻酔時には明瞭な出血は認められませんでした。
定法通り、麻酔をかけた後に洗浄、消毒しました。次の写真が終了した際の写真です。
舌先の繋がっている部分が少ないので、この縫合で血流が舌の末端まで届くのだろうか?と些か不安でした。念のため舌の裏側も縫合しました。それが次の写真です。
術後、1週間で舌の状態を確認しましたが、普通に舌はくっ付いて、元の舌先になっていました。その時はすでに縫合糸の半分がなくっていました。改めて舌の血流の良さに驚きました。次の動画が凡そ術後3週間の状態です。全く問題なく生活することが出来ているようです。